移動型作業ロボットMoMa

移動型作業ロボットMoMa

移動型作業ロボットMoMaは、オムロンの自律型搬送ロボットLDと協調ロボットTMシリーズを組み合わせた移動可能な協働ロボットです。モバイルマニピュレータと言い、MoMaと呼んでいます。
MoMaは、磁気テープを必要とせず、設定した目的地に障害物を回避しながら走行することができ、移動した先でワークの受渡や配膳などの作業が可能です。また、TMシリーズの特長であるランドマーク機能により、移動先の装置などとの距離を補正ができる為、繰り返し安定的な作業を行うことができます。

特長

01

モバイルマニピュレータ―SLIM

人の代わりとして、運搬作業やワークの受渡を行うことができます。1台で一連の動作を行う事が出来るため、省人化や人作業の改善、移動時間の拡張につながります。

【作業例】
部品のピックアップを行い、次の作業場所まで移動。ランドマークを読み取ることで位置補正をし、所定の場所へドロップオフができます。

02

環境検査用モバイルマニピュレータ

人の代わりとしてクリーンルーム内を移動し、環境測定や部品の受取り、受渡などの付帯業務を行います。クリーンルーム内を巡回しながら環境測定を自動で行う事ができるため、作業者の入退室の回数を減らすことで、クリーンルーム内の清浄度を担保することができます。

【作業例】
・クリーンルームで行われる環境検査(浮遊微粒子や浮遊微生物の測定)を自動で実地
・ロボット上にパーティクルカウンター、エアサンブラーを設置。エアサンブラーにはシャーレをマニピュレータで挿入、着脱
・クリーンルーム内の任意の場所での環境検査

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よくあるご質問

Q. 移動型作業ロボットとは??

A. オムロンの自律型搬送ロボットLDと協調ロボットTMシリーズを組み合わせた移動可能な協働ロボットです。モバイルマニピュレータと言い、MoMaと呼んでいます。

Q. 電源はどこから供給されているのですか?

A. 下の搬送ロボットLDにバッテリが搭載されており、上に載っているTMロボットもバッテリから電源を供給しています。

Q. オムロンの搬送ロボットと、ロボットアームをドッキングさせるメリットは?

A. オムロンのロボットを使用したMoMaは、磁気テープを必要とせず、設置した目的地に障害物を回避しながら走行することができます。到着後はTMの特徴であるランドマークの機能により、装置などの位置関係を補正し、繰り返し安定的な作業が可能となります。

Q. プログラムはどのように組んでいくのですか?

A. タッチパネルから協調ロボットの動作プログラム、LDのゴールを選択し、ジョブを作成します。ジョブにより指定したゴールで、TMロボットに作業させることができます。ジョブを組み合わせたルートを作成し、運用していきます。

Q. 工場の既存上位システムとの連携は可能でしょうか?

A.管理PC(MoMaJOS搭載)を用い上位システムとの連携が可能です。管理PCが各ロボットへ仕事を振り分けます。

Q. どのようなアプリケーションに向いていますか?

A. 部品の供給、受渡です。 工場内、作業エリアを走行し、目的地でロボットアームによる部品の受渡作業、配膳をすることが可能です。

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